H23年3月1日(火)に
“
脳梗塞の予防と改善”
と
“
妊娠しやすい身体作りのために”
〜冷えは万病の元、早めの改善がカギ〜
という2つのテーマでお話し頂きました。
本来、新聞折込にて“妊娠しやすい身体作り!”このテーマでご案内した所、益田は特に共働き家族が多いこともあって、ご参加人数が少なかったため、今から特に気をつけてほしい“脳梗塞”の内容も入れて頂くことにいたしました。
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現代は、赤ちゃんが出来にくいので、大きな問題です。
そして、国としても少子化のため人口がどんどん減っています。
若い女性の出産率も低下しています。
子宝カウンセラーの会で、3ヶ月に1回大阪で勉強をしています。
(晴快堂の澄川先生も子宝カウンセラーの会の一員です。)
私(邵輝先生)は、薬膳料理の指導他、色んな病院で患者さんの相談を受け、指導もしています。
ある老人ホームで今困っている事は『
おしっこ漏れ』だそうです。
下半身が冷えて、いつの間にかおしっこが出てしまっている人が多いのです。
70才以上の人は、腎臓の機能も低下して、『腎炎』なども起こし易くなります。
今回のテーマ、“不妊”も“脳梗塞”も生活習慣病です。
先日、○業○科大学での講義の際、学生さんに
「今日のお昼は何を食べますか?」
と質問をしたら、鞄の中から菓子パンとおむすびが出て来ました。
そこで、おむすびの賞味期限を見たら、1週間前の物でした。
コンビニのおむすびや菓子パンは防腐剤が入っているので腐らないのです。
ある学生が前の日の半額のおむすびを5個くらい買って2〜3日で食べると言っていたそうです。
この学生さん達は、将来のお医者さんの卵達です。
また、この頃は葬儀の際、死体も腐らないのでドライアイスがいらないそうです。
何故でしょう?
現代人は、缶コーヒー・ペットボトルのお茶 他、常に防腐剤を身体の中に入れているので、身体の中には
防腐剤や
添加物がいっぱいなのです。
市販のお茶は何日置いても腐りませんが、家で作ったお茶は腐りますよね。
ポットが無い家も多いようです。という事は、市販のお茶を飲んでいる方が多いという事です。
★防腐剤は菌を殺すものですが、卵子や精子もじわじわと殺してしまいます。今、20〜40代の男子の精子の数は平均1500万個です。
一昨年までは平均2500万個だったということで、減っています。
ちなみに妊娠する為に最低必要な精子の数は1億個と言われています。
今は食生活が悪すぎるのです。
英ウィメンズクリニックで温灸講座をした時、妊婦さんに質問した所、ごはん食は100人中4〜5人だけでした。
若い人はパン食の人が多いのです。
麦は身体を冷やしますが、米は身体を温めます。ごはんを食べる事が大切です。
しかし、今の若い子はお米の炊き方が分からない人もいます。
また、ミルク(フレッシュミルクの事で、これは植物油で出来ています)は牛乳より悪く、コーヒーは身体を冷やします。
今は食育が大切な時になっています。
《お茶の性質》
●緑茶・ウーロン茶 ― 身体を冷やす。
●番茶・ほうじ茶 ― カフェインが少なく、身体を冷やさない。
●ウーロン茶・・・半発酵
●紅茶・・・全発酵(一度発酵)で、乳酸菌・こうじ菌が含まれる。
●普洱茶(プーアル茶)・・・二度発酵で、身体を温める作用がある。
※邵輝先生の友人、プーアル市副市長盛君さんが100人のプーアル茶服用者を調査した所、90%の人は3ヶ月後、血中中性脂肪、コレステロールが下ったとのこと。動脈硬化を予防し、血圧を下げる効果 他、色々な作用を持っている。(プーアル茶の効果のレポート参考)舌の裏側には2つの静脈が流れています。
全身の血液の1/3は下半身へ流れます。
残りの2/3は頭の方へ流れ、その内の1/4は舌の裏側を通ります。
お医者様は、頭の中の状態を知るためにCTやMRIや超音波などでチェック出来ますが、舌の裏側でも解る事があります。
身体からのメッセージとして、
舌の裏に2ミリの血栓があった方は、検査をして脳梗塞が見つかりました。
舌の裏側にみみず腫れみたいに青い筋が出ていました。
青い静脈が盛り上がって張っている人は危険ですので要注意です。
赤血球は酸素が多い場合は赤いですが、酸化されると黒くなってきます。
(例:肉を外に出しておくと黒くなります。)
『
松康泉』は主成分の松節は松瘤(まつこぶ)から出来ています。
松節は強力な抗酸化力があります。
『
天中田七(てんちゅうでんしち)』
(世界で初めて田七人参(でんしちにんじん)を発酵したもので、吸収が良くなりました。)
止血作用があります。(出血を止める)
シミ(顔・手の甲)が多い人は、頭(脳)の中にも同じくらいシミが出来ています。
毛細血管でジワジワと出血しているのです。
血小板は血液を凝固させる働きですが、何もしていないのに、いつの間にか内出血している人・黒ずんでいる人は血小板の働きが低くなっているので、出血しやすくなっています。
身体に悪いものを食べると血小板の働きが悪くなります。C型肝炎は、この血小板が減って10万以下(普通は30万個)になっています。
悪化すると、肝硬変になり、繊維が増えて硬くなります。
これは血小板が減っていくのでチェックが必要です。
では、何故肝臓が悪くなるのでしょうか?
これも食べ物(添加物)の影響です。
“認知症”が世界で一番多いのは日本です。
日本は、お年寄り(80〜90才)の薬の消費が一番多い国でもあります。 アメリカの人口 ― 5億人
日本の人口 ― 1億3千万人
ヨーロッパの人口 ― 10億人
この3カ国で、ほぼ同じだけ医薬品を消費しています。
薬の使い過ぎは、薬の依存症になります。
(例)
●睡眠薬が2週間出た時、患者さんからの要求は1ヶ月分。
●コレステロール低下薬は2種類出ている人が多い。
●血圧の薬は2〜3種類出ている人もいる。
そんな理由で、内臓が出血しています。
そして、現代人は尿漏れの人が多く、大人のオムツが売れています。
尿漏れ=腎臓の病気腎臓にも梗塞があります。

おしっこのチェックが大切です。
おしっこが臭い時は、タンパクが出ています。
おしっこが泡立つ時も同じです。
70才以上で5人に1人が膀胱炎になっています。その内の半分以上が女性です。
つまるとバイ菌が増えやすく、膀胱炎になります。
夜中にトイレに行きますか?
頻尿の場合は、身体に毒素が溜まっています。
尿素窒素(BUN:正常値 8〜20mg/dl)
●赤ちゃん 0.1〜2mg/dl くらい
●小学生 2〜10mg/dl くらいです。
尿素窒素が20mg/dl以上になると、腎臓の機能が低下し、毒素を出せなくなります。
そうすると、身体に毒素が溜まり、イライラする・不安になる・うつ病・急に自殺するなどといった状態になります。
腎臓が強いか弱いか?
弱い場合、むくみが出やすくなります。
足が冷える⇒むくみ⇒夜中トイレに行く⇒尿がくさくなる⇒腎臓病
魚・肉類のタンパクは解毒しなくてはいけません。
4本足の動物(牛・豚)
↓
2本足の動物(にわとり)
↓
1本足(きのこ・魚)
この順番で人間にとっては異種タンパクです。
4本足の物はあまり食べないようにしましょう。
そして、トータル的にタンパクをあまり食べないようにすることが大切です。
2月は立春。この時期は肝臓が良く働きますので、解毒をしっかりとしましょう。
この時期の春野菜は、少しアクを持っていますが、毒出しになります。
【春野菜】ふきのとう・竹の子・木の芽・菜の花・春のアスパラなど
山椒の芽は抗がん作用もあります。
毒出しが出来ると、おしっこの色が変わってきます。
ただし、春野菜の食べ過ぎは良くないので注意してください!
《個人相談にて》
20代の女性が朝食にプロティンを食べているという人がいました。
この方は、むくみや肩こりがあるようでしたので、タンポポT−1 1日2回と松葉エキス 10ml×3回を飲んで頂きました。
1週間で3キロ減ったそうです。
先程のタンパク質の件でもありましたが、プロティン(タンパク質)の摂り過ぎは肝臓にも腎臓にも負担をかけて、おしっこの出が悪くなるそうです。
ダイエット用のシェイクジュースなども、気をつけないと逆効果になるそうです。
朝食はごはん又はお粥が良いです。やはりパン食は冷やすのでごはん食をお勧めします。
昔、毎日プロティンを中心の食事をしていたビルダーの男性が30代でしたが、急死した事があります。
腎臓が低下し、心臓にもかなり負担になるようですので、気をつけて下さいね。